水がないとしおれる植物とサボテンを比較し、水がなくても生きられる仕組みに興味を持つ。サボテンが昼間蒸散を防ぐために気孔を閉じると、呼吸や光合成ができないことに矛盾を感じ、水や気体を体内で利用する巧みな仕組みに迫る。 |
花のつくりを追求する中で、花びらやおしべ、めしべのないマツに出会う。観察や実験を繰り返し、マツの花のつくりや種子にいのちをつなぐ工夫があることに気づく。そして、種子以外にもいのちをつなぐ工夫がないか、調べ始める。 |
ここ10年ほどの間にすしのネタとして人気第1位を誇るようになったサーモンは、ほぼすべてが外国からの輸入である。外国の養殖業者とのやりとりをとおして、世界の食料生産や環境問題に目を向けていく。 |
世界共通語と呼ばれる英語。多くの日本人は、習得の難しさから「使うことができない」と感じている。世界における英語使用の現状を知り、Globishという新たな英語使用の考え方を調べた子どもは、日本で学ぶ英語について考えを深める。 |
ケニアのワンガリ・マータイさんが国連の会議で発言し広めたと言われるMOTTAINAIを取り上げ、その精神に触れる。現代の日本人が忘れた「もったいない」の精神を、外国の人から逆に学び、大切にしていく。 |
今や世界各国で和食として食べられているすしは、本当に和食と呼んでいいのか。カリフォルニアロールとの出会いから、世界でさまざまに形を変えたすしをもとに、食文化の広がりについて考える。 |
アメリカの中学生とのやりとりから、日米それぞれの生活の違いに目を向け、比較をする中で、「和」と名付けられた日本独特の、さまざまな物事を追求する。日本らしさとは何なのかを調べる中で、日本人としてのアイデンティティを育む。 |
アメリカの中学生からの依頼を受け、日本人の考える偉人を紹介する。三単現のSの使い方や、アイコンタクト、ジェスチャーといった非言語要素を意識する。アメリカから送られた映像から、プレゼンテーションについて学びを深める。 |
地元豊川市が、B級グルメとして世界へ売り出そうとしているいなりすしを、いかに外国の人に説明するのか。シンガポール出店を考える方からの依頼を受け、調理用語やアピール方法等の英語を、自然に身につけていく単元。 |
ノムラモミジは、春の紫外線を防止するため、葉緑体をアントシアニンで覆い赤色をしている。さらに、赤色ではない植物が紫外線から葉緑体を守る方法に視野を広げることで、植物の環境への適応を知り、自然の神秘を実感する。 |
市販のすべり止めシートは、無数のくぼみが吸盤の役割をすることで、逆さでも物をくっつけられる。この仕組を追求することで、目に見えない大気圧の存在に気づき、最新の科学技術が身近に利用されていることに気づく。 |
身の周りの温泉には、火山がないのに温かいものがある。この原因を追究することで、大地が動くことによる莫大なエネルギーの存在に気づく。更に、その圧力の大きさと熱を利用する人間の知恵に気づく。 |
岡崎豪雨と同量の雨を体験し、莫大な水が空に浮かぶ謎を追求する。はじめは上昇気流と考えるが、それほど強い風は存在しないことから雲が浮かぶ原因をどうしても知りたくなる。そして、自然のエネルギーと科学技術を考え始める。 |
化学カイロが発熱する仕組みを調べるなかで、炭素の役割について疑問を持つ。炭素が酸素を吸着すると、鉄に酸素が行き渡らないことに気づき、更に追求を深める。そして、化学反応の解明の楽しさとともに、その利用のよさを実感する。 |
輸血血液不足が予想されることから、人工血液を追求する。無菌血液を使い人工血液について追求することで、実用化が可能であると見通しをもったところで、臨床試験段階の人工血液を目の当たりにし自然の神秘と科学の在り方を考える。 |
シーソーの一端にボールを乗せ、もう一端におもりを落とすことで、ボールを飛ばし、ゴールを狙う。おもりの重さや高さと飛距離の関係を調べ、実験結果をもとにゴールを決めることで、日常に潜む運動の法則に興味をもち調べ始める。 |
魚が何もしなくても生き続けられる環境を目ざし追求をする。人間にとってきれいな水と、魚にとってきれいな水との違いから、微生物のはたらきに気づき、自然の巧みさを実感する。更に、微生物燃料電池に出会い科学の発展を考え始める。 |
ソフトハンドボールを使い、ハンドボールを行う。5人の少人数で行うことで、一人一人が責任をもって取り組むことをとおして、相手を崩す攻撃シフトや、カットインされない守備シフトなどを仲間とともに追求し勝利を目指す。 |
ディスクを使用したゴール型のアルティメットを行う。ディスクはキャッチしやすく、操作がしやすい。コートが広くスペースを生み出しやすいことから、スロワー、キャッチ、おとりが連携した動きをとおして作戦の追求をしていく。 |
海苔を知らない外国の人に、そのよさを伝えたいと考える子どもは、海苔のヘルシーさや日本食との関わり、アレンジしやすさを紹介する。子どもは、食文化の違いがあっても、日本のもののよさを理解してもらえることに気づく。
|